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11.特殊な設定について

1.特殊な設定について
 Heaven's Gateは1st~5thに至るまで地理・歴史的にも一貫した流れを共有していますが、
ルールなどはその時々に応じて、微調整や時に大幅な変更が成されてきました。
MOHGでは、その際に「無かった事」になった以前の設定も、矛盾しない範囲で認めます。
その際、5thでの設定を「公式」とし、それ以外の設定を「特殊」と位置づけます。
「特殊」については、「公式」と共存する為に、MOHGローカルの設定が必要となります。
また、「公式」では存在が確認されなかった「マスタークラス」も「特殊」の位置づけとなります。

2.特殊なクラスについて
 現在、確認されている特殊なクラスとして「銃士(ガンナー)」があります。
MOHGでは、所持スキルに関しては以下の通りとなります。

(戦士系)
・ベーシッククラス
 銃士(ガンナー):「武器操作(銃)」「射撃」「小火器(知識)」+追加スキル

・ノービスクラス
 狙撃手(スナイパー):「武器操作(銃)」「射撃」「回避」「小火器(知識)」

・装備について
 武器は「銃」のカテゴリーにあるもの。なお、通常市販されていません。
 防具はスキルに「投射」とあるもの。「武器操作(銃)」レベルに対応するとします。

3.特殊なスキルについて
・武器操作(銃)
 銃(回転式拳銃・自動拳銃・長銃・小銃)を扱う技術。

・射撃
 銃を扱う際に、命中と打撃にボーナスを得る。

・小火器(知識)
 銃などの小火器に対する専門的な知識。鑑定、組み立て・ばらし方、使用法、など。

4.MOHGローカルの設定
 現在確認されている、特殊なクラスのMOHGローカルの設定となります。

・銃士の設定について
 火薬に関しては、正史では1000年以上前に枯渇したとなっています。
それと共に、使用不能となった銃も廃棄されていったと考えられます。
この流れは、MOHGでも継承しており、現在火薬は「ない」とみなします。
 そこで、国家的には火薬の可能性を惜しみ、長きに渡って研究が続けられ、
それは現在でも秘密裏に継続されている、という設定を明確にします。
また、備蓄された火薬というものがあり、時折遺跡などからも発見されます。
 以上の点を踏まえて、MOHGで新たに以下の設定を起こして、
「ガンナー」に関する辻褄を合わせたいと思います。

『火薬使用兵科継承制度』(天聖暦元年制定)
「錬金術の成果として「火薬」に変わるものが得られるようになった時、
それを扱う物品、技術者が居ないのでは迅速な使用に難をきたす。
そこで「砲兵(兵器)」「工兵(爆発物)」「銃士(小火器)」に関しては
継承者となるものを残し、いざ「火薬」を扱う際には「教官」となり、
指導できるようにする。それぞれには国家に備蓄されている「火薬」を供与し、
常日頃からそれぞれの物品を実戦・または訓練などで自在に扱えるようにしておく。
これは定員制であり、欠員が出ればその年度内で補充することとする」

 なお、天聖暦1048年現在、国家備蓄の火薬の致命的な欠乏により、
定員割れとなっても全ての兵科において補充はなされていません。
最後の募集は20年以上も前の事となっています。
 しかもサーゲオルーグという国そのものが無いような現状では、
最早その継承制度も白紙同然となっています。

 かつては「なんでも横丁」の通称「弾屋」で銃や弾丸のやりとり、
現状報告、年に一度の継承継続申請などを行っていた、とします。
現在でも「弾屋」は存在し、火薬が出回れば弾丸の補充ができたりします。
他の銃士も、今でもちょくちょくここに足を運んでいるようです。

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