消失_レン_Turn004
MOHG Miru <miruani@hotmail.com>
Tue, 8 Dec 2009 15:15:52 +0000
ども、消失担当GMです。
長いスパンを開けてしまったようで申し訳ない。
粛々と書いていきます(ぁ
それでは、レンの行動結果をお伝えいたします。
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振り下ろされる巨腕はレンの足元にめり込んだ。
否、レンが居た場所にめり込んでいた。
グラスランナーの機敏な動きをこれでもかと言うくらい
最大限に活かし、逃げることに成功したのだ。
土が飛ぶ、もしその場に居たらグラスランナーのミンチが出来上がっていただろう。
> レン:(振り向きざま、後ろに跳躍し襲撃者と間合いを取ろうと試みる。
> 舐めんな!詩人の肺活量!!とばかりに腹の底から絶叫。
> 眼をくらませようとランタンを襲撃者に向け、
> 相手を怯ませると同時に、助けを呼ぼうとする。)
> 「ぃいやぁ〜〜〜!!
> チカーン!! 変態〜!! 変質者〜〜〜!!!
> 誰か来てですぅ〜〜〜〜〜!!」
> <でもこれで変な人きちゃったらそっちもいやぁ〜〜〜!!>
大きな声が広場中に広がる。
しかし相手は怯む様子もなく、辺りの反応も一切無い。
寂寞…漆黒が辺りに広がるばかりであった。
> レン:「レンなんか食べても美味しくないですぅ!!」
> (ジグザグにステップを踏みつつ、襲撃者の隙を突いて逃走をはかる。
> ランタンのシャッターは閉じて位置を探りにくくしつつ、
> その間も身を隠せそうな場所を探して目を配る。)
左右に走りながら影との距離を離すレン。
レンの居た地点には所々穴が開いていた。
シャッターを閉じてもレンの居た場所には必ずクレーターができていた。
暗闇にも慣れ、瓦礫の隙間を見つけるレン。
跳躍し、音を立てまいと瓦礫の下に潜り込んだ。
シュルシュル…
シュルシュル…
地を這う音が聞こえる
獲物を探すように
一歩一歩慎重に
大きな音が鳴り響く…
レンの頭上に風が吹いた
重力を失うグラスランナー、シャッターから光が漏れ、眼下に黒い影が映し出される。
大方、あの黒い影に弾き飛ばされたのだろう。
地面に穴を開ける程の威力ならば、グラスランナーを宙に弾き飛ばすなど容易い。
男性の声:「全く、世話の焼ける小人だ。」
上、暗闇の空を見上げれば頭上に大きな影が広がっているのがわかる。
いや、服の襟首が掴まれ影に引っ張られているのだ。
影はそのまま弧を描き、倒壊していない建物の屋上へ降り立つ。
レンも同時に降ろされ、影の全貌を見ることができた。
―――黒い狼だ。
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以上となります。
※補足
黒い狼の外見的特長。
全長約1.7M(尻尾含む)
虎を連想させるような太い足で、体を覆う毛は乾燥してバサバサしている。
両目は銀色に染まっており、ランタンの光に反射してギラついている。
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