Re: MM 『ホイール・サクリレッジ』 (レン PL 睡蓮)

"mitsuru" <mitsuru@song.ocn.ne.jp>
Mon, 4 Aug 2008 21:03:56 +0900


どうも、担当GMです。
件名アクションに対するリアクションの結果です。

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天聖暦1048年 千年都市ガウディ 中央広場

目の前に現れたティノ。
初めて目にしたというのに、何故かすでに知っているような気がしたのはレンが散々彼の容姿を聞いていたからだろう。

レン:「ティノ…さま…?」
   <…お顔の傷…二股の剣…間違いない、ティノさまですぅ!!>
   (相手がティノと判り、はぁっと嬉しそうな笑顔が花開く。ほっとしたの
か涙が一粒零れ落ちた。)

その様子にティノは慌てたようにオロオロとした。

ティノ:「お、おいおい、どうしたんだ一体?」
(オロオロしている)

レン:「たす…けて…。 レン、ヒトじゃないおねえぇさまに変な首輪つけられ
て…。邪教の印って…。神官さまに見つかったら…こっ…殺されちゃうかもよ?
って…。 そしたらやっぱり神官兵の人に追いかけられたの。さっきも自警団の
人に見つかりそうになったし…。 名前…名乗っちゃてるからお家にも帰れなく
て…。行く所無くて…。どうしたらいいのかもぉ判んない…。」
   (一度溢れた涙は留まる事を知らない。思わずティノにしがみつきポロポ
ロと泣きながら助けを求めた。助けを求めるその声は追っ手を警戒した小さなも
の。)

ティノ:「…何?邪教…だと?って、おいおい、安心してくれ。俺はアンタをどうこうしようって気なんてない。だから、落ち着いてくれ」
(しがみつかれてさらにオロオロし出す)

レン:「銀の髪で銀の瞳をしてました。 神殿の前であったですぅ。レンは…鹿
亭さんの帰りだったですけど北地区に変な光が奔るの見て…。お友達が神殿のお
仕事頼まれてたから、心配になって確かめに行った所だったの…。 そしたら…
そしたら…。」
   <他にもさっきスケルトンさんとか居た…竜も見た…。 なんかもう一杯
一杯ですぅ…。>
   (一連の出来事を掻い摘んで説明すし、泣き濡れた瞳でティノを見上げる
。)

ティノ:「ッ!?銀…?まさか…おい!落ち着いて、話してくれ」
(少し強い感じで言葉を返す)

レン:「ヒトの事、『下等』だって…。 それに光の事聞いたら『私、って言っ
たら信じる?』とかおっしゃるし…。この首輪の事も『ちょっとした意地悪?』
で済まされちゃったですし…。」
   (謎の人物の言葉を思い出すかのように、視線は宙を彷徨い…。その時の
やり取りを思い出して途方に暮れた。)

その言葉にティノの顔色が代わる。
それは焦っているような…

レン:「あ…、そだ。 立て替えてもらってた宿代!! お返ししないとですぅ!!
」
   <あやややや…足りるかな?足りるといいなぁ…3人分だしな〜。>
   (『鹿亭』をキーワードに宿代の事を思い出す。 ポムッと両手を合わせ
ると、お幾らですか?と小首を傾げた。この瞬間は追われている事も死に対する
恐怖もツポーンと頭から抜けている感じ。)

ティノ:「いや、気にしないでいい。こっちも世話になったしな…そうだな、どうしてもというなら、これから俺と一緒に行動してくれ。あんたの言う女の正体に心当たりがある。あんたさえよければ…協力して欲しい」
(レンの肩をしっかりと掴んで目を見て言う)

その様子はレンを小さなグラスランナーと見ているわけではない。
ただ、一人の冒険者ないし、一人の立派な人間として認識している。そんな様子だった。 


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以上になります。 




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