Re: 青いカード調査
"mitsuru" <mitsuru@song.ocn.ne.jp>
Fri, 1 Aug 2008 00:41:19 +0900
どうも、担当GMです。
件名アクションに対するリアクションの結果です。
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天聖暦1048年
中空に浮かぶ階段の先にあったのは、『図書館』。
そこに在ったのは『白骨卿』。
訪れたのは『咎人の剣士』。
一時の邂逅は何を紡ぎ出すのか。
クーガ:「ふむ…まあ、ぶっちゃけてしまえば、人外の存在との遭遇は
俺にとっては、それほど珍しい事では無い。季節が変わる度に
何かしらと会っているしな。まぁ、慣れだね。
それと、地の利は完全に貴方だ、此処でオタオタするよりは、交渉に
全力を注ぐ方が賢いと判断しただけだよ。・・・つう訳で、依頼の内容を
詳しく聞きたいのだが…上位種とタイマンはれとか無茶な内容は無しで」
(多少、砕けて身振りを加えつつ交渉に入るよう促す)
白骨卿:「それは大変な境遇だね。同情するよ。確かに賢明だ。同時に惜しいとも感じるがね。ああ、彼女の行ったことは比喩的な意味でね。『此処』より『高い場所』にある所にある『本』を持ってきて欲しいんだ」
(白骨化した指が天井を指す)
クーガ:「ちなみに、報酬が用意されているなら、無茶な要求でも無い限り
引き受けるぞ」
(あらかじめ、引受ける方向である旨を伝えておく。)
白骨卿:「君が望むのであれば、必ず手に入るだろうね」
クーガ:「『他の誰でも近づけることはできますが、誰でも触れることの叶わないもの』
まぁ、なんとなくニュアンスは伝わるが、実際に俺はどうしたら良いのかね?」
(シールに其の先を促す)
白骨卿:「それが『君自身の物語』だからだよ。君というヒトを書き記した本だからだ。簡単なことさ。自分自身を知るということは、『対決』するということさ。実際得意だろう、そういうの」
(笑ったのか、カタカタ歯がなる)
シール:「了承して頂き、我が主の頷きガ一つあれば、直ぐにでも」
(簡潔に短く答える)
クーガ:「それをやるとして、現在わかっている範囲でいいので、条件や障害を
教えてもらいたいのだが?」
(とりあえず聞ける事は聞いておく)
クーガのその言葉に白骨卿は失笑したようだった。シールと呼ばれた女性は動かない。
その失笑にどのような意味があったのだろうか。白骨卿の歯がカタカタと静かな『図書館』の中に響く。
白骨卿:「条件?それは簡単さ。『対決』して『勝つ』。障害は…そうだね、どちらになるかわからないが、恐らく『曇天を貫く者』だろうね」
(収まっていた歯の音が、再び鳴る)
いや、悪い悪いね、と白骨卿は手を振った。
白骨卿:「そして、君には不要かもしれないけれど、彼女を…シールを同行させる」
(そう言って、暗い眼窩を両目を閉じた女性に向ける)
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以上になります。
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