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遺跡調査(第四話)

その都市は、迫り来る死にあえいでいた。
都市のあらゆる処から赤黒い炎と煙が立ち昇り、空には有翼の妖魔が飛び交っている。
表道、裏道問わず武装した妖魔が駆け回り、逃げ惑う人間に一撃を容赦なく叩きつける。
都市のあちこちで力ある人間達の抵抗が試みられていたが、その数の差は圧倒的だった。

都市の中央には壮麗にして堅固な城がそびえていたが、天守は半ば崩れて黒煙が立ち上っていた。
騎士や兵はそれを護る様にして陣をひいていたが、その表情はひどく追い詰められたものだった。
その中でもひときわ目覚しい働きをしていた黒い甲冑の騎士は、伝令の言葉を受けて幾度か躊躇した後、
戦線を同僚に任せて身を転じ、城内に向けて走り出した。

「アスターシュ!」
城の中層にある広間に駆け込んできた黒い甲冑の男が、街の様子を見つめていた白い甲冑の男に声をかけた。
二人と周囲の兵はいずれも疲労の色が濃く、鎧は血や煤、様々なもので汚れて輝きを失っていた。
「ラズボーン・・・呼びつけてすまない。」
「それはいい・・・陛下は?」
「・・・知っての通りだ。低級竜種の一斉攻撃でおかくれあそばした」

それはラズボーンも地上で戦いながらまじまじと見た光景だった。
迎撃の魔法や銃撃は間に合わず、四方から放たれた紅蓮の炎で天守が包まれたのだ。
銃士隊の一斉射撃と魔法攻撃で竜は全て叩き落したものの、既に時遅しであった。
これが、今ひとつ城を護る騎士や兵たちの士気が上がらない一因であった。
「・・・王子方は?」
「・・・」

黙って首を振るアスターシュから視線を逸らし、ラズボーンは握った拳を振るわせた。
アスターシュはそれを気遣わしげに見やると、再度口を開く。
「それでも、ミレル様が何とか王都を脱出された。アデルハイムに向かっている」
「・・・アデルハイムか」

ややラズボーンの口調が安らいだ。城塞都市アデルハイムは最も堅牢な都市の一つである。
「神聖都市ネティアにも親書を送った。クールニクスが王族の受け入れを申し出ているから、
ネティアからガウディ経由で何とかお逃がししたい」
「・・・で、俺に護衛を?」
「いや・・・」

アスターシュは視線を転じると、一人の女性と、その腕に抱かれた赤子を見やった。
ラズボーンはこの広間に入った時からその光景に違和感を感じていたが、あえて口にしなかった。
「お前には別の任務がある。彼女らをザシェルまで護衛し、その後力になってやって欲しいのだ」
「ザシェルというと、あの・・・湖城か。しかし・・・彼女らは?」
「彼女は乳母だ。その赤子は、エステル=ド=サンクテュース・・・と言えば、分かるだろう?」

その名前を耳にすると、ラズボーンは目を見張った。
「王妃様により、とうに命を奪われたと聞いていたが・・・」
「陛下の命により、平民の家に隠され育てられていたのだ。・・・これで、俺がお前に頼む理由が分かっただろう。
彼女は、ゆくゆくはエステル=ド=ファルクスとなられるやもしれぬお方・・・お前にしか任せられん」

「・・・」
城を枕に討ち死にするつもりだったラズボーンは躊躇した。しかし、その暇すら許されない事を、彼は熟知していた。
「アスターシュ・・・恨むぞ。地獄で会った時は拳の2、3発は覚悟しておけ」
「その時は、そこで死になおして天国に行かせてもらうとするさ。・・・城の脱出口を使え、陽動する」

慌しく、周囲の風景が動き出した。全ては、王族の忘れ形見を辺境へ落ち延びさせるために・・・

・・・
・・


・・・古びた応接室の窓から、朝日が一筋室内に差し込んできた。
ソファに掛けていた少女は、声が話し終えたのを知ると静かに瞼を開いた。
その鮮やかな紅い瞳に、一揃いの黒い甲冑を写すと、形の良い紅唇を開く。
「卿の記憶…想い…確かに受け取った。それは私の中で、望み通り永久を生きるだろう」
少女は立ち上がり、胸に手を当てて静かに一礼すると、闇色のマントを翻し、応接室を辞した。
そこには闇色の毛並を有する獣が鎮座しており、少女はその首筋を一なですると、共に歩き始める。

やがてその二つの姿は、城内の闇に溶ける様に消えていった・・・

天聖暦1047年 天静の月 記憶亭

城の遺跡調査を控えた一日、アークは記憶亭を訪れていた。

アーク:「こんばんわ・・・・・・・エールを・・・ツケでお願い」
    (歩く黒ローブが扉を開けて静かに入ってくる・・・。
     まっすぐにカウンターに向かうと、いつもとは違った言い方でエールを注文する・・・。)

親父:「おや、お珍しいですね」
    (言いながらもジョッキにエールを注ぎ、前に置く)

アーク:「ありがと・・・ぐっっ・・・ふはーっ!ん。いや、例の遺跡調査に行ってくるんだ・・・
     験を担ごうと思ってね・・・帰ってきて必ず払うよ・・・では、いってくる」

    (・・・受け取り一気に飲み干す・・・ジョッキを置いて静かに外へ出てゆく)

親父:「お待ちしておりますよ。お気をつけて」
    (一礼して見送る)

時間は進み、昼食時の喧騒が終わった頃、リューアが姿を現した。

リューア:(昼下がり、店が一番暇な時間帯に記憶亭へと顔を出す)
     「これからちょっと街の外にでるんだ。んで、いくつかの村の人間に
      やっかいになるんだが、彼らが喜びそうな酒を見繕ってくれないかい?これで」

     (各方面から耳に入ってきたエイラ湖周辺村の状況を店主に話し、
      それに見合う酒3本を6sで購入する。購入の際の選ぶ基準は、珍しさ>味>量)

親父:「そうですねえ・・・じゃあ、これとこれと・・・これなんかどうでしょうね」
    (後ろの棚から3本選び出して手渡す)

それぞれゼクスセクスの蒸留酒、ヴォンジアの果実酒、シーポートの醸造酒だという。

リューア:(酒を受け取りながら店主に頭を軽く下げて)
     「助かった。じゃ、ちょっと留守にする。面白い話を期待しててくださいよ」
     (一言二言言葉を交わし、酒場を後にする)

親父:「お帰りお待ちしております。お気をつけて」
    (一礼し見送る)

リューアはその足で、黄昏の広場近くの雑貨屋に足を運んだ。

リューア:(黄昏の広場からほど近い繁華街の雑貨屋に顔を出す)
     「や。こんにちわ。今日は多めに買いたいんだが、お願いしてもいいかい?」
     (顔見知りの店主とひとしきり世間話をした後、銀貨を3枚取り出す)

店主:「おや、今日は何が入用ですか?」

リューア:「とりあえず、砂糖菓子で見た目が珍しくて、とにかく数が多いものがいいね。
     さらにこの街の名物なら文句ないんだが」

     (身振り手振りでいくつか(ぱっと聞くと『金平糖』のような)

店主:「なるほど、ではこちらを。貴重品ですが、多めに包んでおきますよ」

店主はカラフルな金平糖を袋に詰めてくれた。


天聖暦1047年 天静の月 旧冒険者ギルド

レオ:「邪魔するよ。例のエイラ湖んトコの遺跡に行くんだけど、アークはもう応募してます?
    面子は他にリューアとミネスと…」

    (メンバーを順に挙げ、登録手続きを済ませていく)

受付:「いや、まだだな。ふむふむ・・・よし、これで登録完了だ」
    (新たな用紙に色々と書きとめ)

レオ:「これでよし…だな。んじゃよろしく頼みます。……そうそう、遺跡のほうから何か
    新しい情報来てます?城が点滅する仕掛けが解けたーとか」

    (去り際にそれとなく振ってみる)

受付:「いや、相変わらずだよ。苦戦してるみたいだな」

レオ:「ん、そか。どうも」
  (小さく笑い、目礼して去っていく)

レオが去ってしばらくすると、アークが姿を現した。

アーク:「ども・・・こんにちわ・・・」
    (歩く黒ローブが扉を開けて静かに入ってくる・・・。まっすぐに受付へと向い挨拶を送る)

受付:「やあ、アーク」

アーク:「ようやく遺跡調査の依頼を受ける準備ができたんで報告に来た・・・
     面子はアーク、ミネス、リューア、レオ、ラーディ、ライト、エル以上の7名。
     今言ったやつらも個々で依頼を受けに顔だすだろうから、処理の方頼む
     気の早いヤツは、もうきていることだろうけど・・・」


受付:「そうだな、早速一人来てたよ。よし、処理完了だ」
    (用紙に必要事項を書き込む)

アーク:「あぁそうそう馬車と食料の準備をよろしく頼む。明日には出たいんだが間に合うかい」

受付:「7人だから、大き目のを用意しとくよ。明日朝には出られるようにしとくさ」


その後、リューアがギルドの扉を開いて入ってきた。

リューア:(旧ギルドの扉を開き、室内に足を踏み入れる。まっすぐ受付へ向かい)
     「リューア=リネスです。遺跡調査の仕事を請けさせてもらいます。
      で、すでに話は通ってるかとおもいますが、アークというチームの……」

     (受付に仕事の受諾と、アークチームの一員であることを説明する)

受付:「ああ、話は聞いてるよ。・・・よし、これで登録完了だ」
    (用紙を書き上げて)

次いで、ラーディがギルドを訪れる。

ラーディ:「や、邪魔するよ。今いいかい?例の遺跡調査の依頼、受けることにしたよ。
      アークのチームに参加することになる……もう、あっちからは申請があったかな?」

     (訓練の帰りなのだろう、武具を収めた荷物をがちゃつかせながら受付に現れる)

受付:「ああ、既に話は聞いてるよ。・・・よし、これで登録完了と」
    (用紙にペンを走らせて)

ラーディ:「じゃあ、道中の手配頼むよ。そちらの準備が整い次第、明日にも出立するから」

受付:「ああ、明日朝にでも出立できるようにしておくよ」

その後しばらくしてから、ライトが扉を開けて入ってくる。

ライト「さて、皆さんもう登録していますかね?」
   (ゆっくりとした足取りでギルドの前にやってくる)

受付:「お、依頼の登録だな」

ライト「ライト=フィークスです。アークさんたちと一緒に遺跡調査の仕事をうけさせてもらいます。」
   (ギルドの中に入り受付で登録をする)


受付:「よし、承った。これで登録は終了だ」
   (用紙の必要事項を書きあげて)

入れ替わるようにして、エルンストが姿を現す。

エルンスト:「こんにちは、遺跡調査の件で来ました。既にアークという名前で登録
        されていると思いますが……ええ、私もそちらの一行に参加させていただきますので」

       (受付の男に丁寧な口調で尋ねつつ、示された用紙に万年筆で必要事項を書き込み)

受付:「ああ、話はきいてるよ。・・・よし、これで登録終了だ」
    (用紙の内容を確認すると)

エルンスト:「と、これでよろしいでしょうか……それでは、よろしくお願いします」
       (書き終えた用紙を受付に返すと、律儀に礼をしてギルドを後にする)

その後しばらくして、ミネスがギルドに姿を現した。

ミネス:「こんにちは。遺跡調査の件に登録させていただきたいんですけど...
     ええ、アークというもののチームで... 。」

    (旧冒険者ギルドの受付に話しかけ、チームの参加の照明をする)

受付:「ああ、これで全員だな。・・・よし、これで登録完了だ」
    (用紙を書き上げて)


天聖暦1047年 天静の月 ガウディ

出発前日、冒険者達は各々準備に余念が無い。

エルンスト:「………今回も、よろしく頼みますよ」
       (古びたアパートの一室。床に砥石と水の入った桶を置き、丹念にカッツバルゲルを
        研ぎ澄ます。冷たい表情で、時折剣に話しかけているかのように呟き)

ミネス:「保存食持った、小物、防寒具、寝袋も持った。魔法の調子は、絶好調?
     おなかの調子は腹八分、今夜はぐっすり眠っていい感じー」

    (目の前に背負い袋を置き、背中に娘を背負ったまま節にあわせて
     持ち物チェックをしている。娘はきゃっきゃと楽 しそうに笑っている)

天聖暦1047年 天静の月 馬車乗り場

そして、明けて出発当日。それぞれの出発の光景がある。

ミネス:「じゃあいってくるよ。子供達をよろしく。...はい、ええと、おたから手に入れて帰ってきます...」
    (きりり、とキメて出かけようとしたのに妻に釘をさされてがくーと肩を落としつつ、
     気を取り直して手を振って歩き出す)

エルンスト:「これでよし、と……さて行きますか」
       (部屋の整理整頓を終え、異常に物が少なく生活感に乏しい部屋を見渡して呟き。
        防具を一つ一つ改めながら身に付け、一頻り身体を動かして装着感を確かめると、
        一度自らの頬を叩いてから朝の町へ)

朝といっても、早朝より早い時間帯で、陽の光もまだない頃合のようだ。
待ち合わせ場所にはまだ誰も来ていない様子である。

エルンスト:「ふむ、少し早く来過ぎましたかね……」
       (道具を詰めた麻袋を背負って馬車乗り場に現れる。待ち合わせの時間よりかなり
        早く着いてしまったため、まだ目的の相手は集まっていなかった様子)

周囲には多くの馬車があり、それぞれ出発の準備を整えている。

エルンスト:「馬車はこれでしょうか……?」
       (馬車乗り場に繋がれている馬車の列を眺め、ギルドが調達したらしき馬車を
        探し、見つかればその大きさと台数、ランタンなどの光源は備え付けられているか、
        その他に何か特徴はあるかを見てみる)

ギルドが用意したと思われる馬車は、保存食が山のように積まれているのですぐそれと知れる。
どうも、街中からかき集めたもののようで、それぞれ装備などはマチマチである。

御者:「ええと・・・今日出発の、旧冒険者ギルドの人かい?」
    (大き目の馬車から声をかけて)

エルンスト:「……っと、おはようございます。もしかして遺跡調査関係の方でしょうか?
        ええ、実は私も参加する側の人間でして…名はエルンストといいます。
        今回は一つよろしくお願いいたします」

       (ふとギルドの雇った御者らしき人物を見つけると、挨拶を交わし)

御者:「エルンスト・・・アーク隊のメンバーだな。ああ、これからよろしく」
   (ファイルをめくって見ながら)

エルンスト:「あの、少し馬車の点検をさせていただいてもよろしいでしょうか?
        いえ、決して信用していないわけではありません。ただ、私が心配性なもので……」

       (まだ時間があると思ったのか、御者に点検してもよいか尋ね。なるべく相手の気を
        悪くさせないように、できるだけ丁寧な口調になり)

御者:「そりゃ構わないが・・・馬車には詳しいのかい?」
    (やや不審な顔つきをするも、頷く)

エルンスト:「すみません、それでは……」
       (頭を下げて非礼を詫びると、荷車の下に潜り込み、特に足回りに異常が無いか、
        車軸に損傷はないかを重点的に点検する)

念入りに調べてみたが、特にこれといった異常は見当たらないようだ。

エルンスト:「特に異常は無いようですね……すみません、お時間をとらせてしまって」
       (荷車の下から這い出すと、土を払ってから頭を下げて詫びる)

御者:「いや、何も見つからなかったなら良いことさ」

やがて時間も過ぎ、集合場所に冒険者達の姿が見られるようになった。

ラーディ:「じゃあ、行ってくるよ。火には気をつけてね。
      ……ああ、みんな。お待たせ、かな?こっちの準備は万端だ。いつでも行けるよ」

     (見送りに来てくれたハーフドワーフの少女に手を振ると、仲間たちのところに歩いてくる)

レオ:「おはよう。急に混ざることになって悪いけど、よろしく頼むよ。」
  (周囲のメンバーに軽く頭を下げる)

エルンスト:「おはようございます。……改めてよろしくお願いします」
       (微笑を浮かべて礼をし、次第に集まってきた面子と挨拶を交わす)

ミネス:「おはようございます。しばらくよろしくお願いしますね」
    (メンバーににこりと微笑みながら挨拶をする)

一通りメンバーが揃い、その後しばらくしてアークが歩いてきた。

アーク:「ちと遅れたかな・・・みんな、そろってるかい?」
     (少し遅れてきて)

どうやら、全員揃っている様子だ。

アーク:(歩く黒ローブが旅の荷物を担いで静かに歩いてくる)
     「準備をしながら聞いてくれ。とりあえず道中の班分けを発表する。
     リューアとミネス、レオとライト、ラーディとエルとオレの3班体制で、
     リューア班とレオ班は日中、馬車での移動時の警戒を交代で行ってくれ。
     ラーディ班は夜間、野営地での警戒。・・・あてにしてるぜラーディ。
     そうそう今回は、夜間マジックユーザーを出来るだけ休ませる方針で行く。
     幸い、壁、じゃなくてフォワードの連中は腕がいいのがそろってるしな」

    (馬車に荷物を移しながら指示を出してゆく)

リューア:(自分たちが乗り込む馬車の前で、入念に柔軟体操を行いながらアークの言葉聞き)
     「ったく。しょっぱなからこき使うね」
     (吐いた言葉とは裏腹に、より入念に柔軟体操を始める)

ラーディ:(アークの班分けを聞いて、ひとつ頷き、苦笑を浮かべる)
     「了解。妥当なところだろうね……任されたよ。
      ……しかし、そうすると馬車の中で昼寝か……体が痛くなりそうだねえ」

     (といいながら、馬車の中では揺れをものともせず、
      腕を組んで座ったまま静かに寝息を立ててたりする)

やがて、馬車が引き出されて一行の前に止まった。
二頭立ての八人乗り馬車な様だ。大きさからか、そこそこ良い装備が揃っている。

エルンスト:「承知いたしました。さて、いよいよ出発ですか……まずは、
        リューアさん達にお任せしますよ」

       (アークの指示を承服すると、そう言って荷台に乗り込む。早速、麻袋から毛布を
       取り出し包まって暖を取る)

ミネス:「...お馬さんお馬さん。」
    (嬉しそうに馬に近寄って、できれば撫でようと手を伸ばす)

馬達は特に嫌がらず、優しそうな瞳でミネスを見返した。

アーク:「行き先はテリウス村。準備が出来次第出発だ・・・最初の見張りはリューア班。
     てことでリューア、御者台で警戒よろしく・・・ミネスは、まぁいいか・・・」

    (それだけ言うとそそくさと馬車の住人となる・・・)

ミネス:「とと、すみません。...しょと。」
    (あわてて馬車に乗り込み、ちゃっかりアークの隣に座り込んだ)

ライト「馬車での長旅は久しぶりですねぇ」
   (用意された馬車を一通り眺め、馬車に乗り込む


リューア:(御者台に乗り込みながら)
     「道中ヨロシクたのみますよ。安全で楽しい旅になるといいですね」
     (御者の邪魔にならないよう台に腰掛る。そして馬車が街を出ると、 周囲の警戒を始める)

御者:「全くだな」
    (頷き、全員乗り込んだのを確認すると馬に鞭をくれる)

やがて、一行を乗せた馬車は市門を抜け、街道の先に消えていった・・・
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