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銀光の月

ガウディ海軍始動

ガウディ港 沖合に泊る3隻の船。
1隻はフリゲート級の中型の軍船で甲板上にバリスタが並んでいる。
残りの真新しい2隻は、ガレオン級の大型軍船、ガウディとシーポートでガウディ海軍の為に建造された新造戦艦で、甲板にはカタパルトが、船の両サイドにはバリスタが並んだ立派な軍船である。

「このフリゲートのお陰で、いい船が作れました。」
船大工の親方の言葉に頷くシーポートの白鯨騎士。
評議会の命で一隻だけ船種の違う、このフリゲートは過去にとある事件でガウディを訪れていたガイアードの騎士達を軍船ごと拿捕し際に手に入れた船である。
ガウディ評議会はこの船を拿捕した際、技術者達にこの船の解析を依頼し、その技術を各都市の技術者にフィードバックしたうえ、シーポート海軍の監督の下に作られた軍船がこの2隻のガレオンである。

現在も、リオン、ガウディ、シーポートそれぞれで軍船を建造中であり、その為の良質の木材が都市周辺の森や、ヴォンジアなどから集められている。

 同時にシーポート海軍から招いた将の元、傭兵や自警団から優秀な人材を引き抜き、市民からの志願兵なども織り交ぜて編成し、ガウディ海軍が結成され厳しい訓練を受けている。現在は実戦力200名程度の戦力だが、いずれは騎士団に並ぶほどのガウディの守り手へとなるだろう。

戦火は陸を覆いつくし、海へと広がり始めた…

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