Re: RM 『ソネル村観光案内』 (レン PL 睡蓮)
足立和久 <norahituji@yahoo.co.jp>
Mon, 27 Jul 2009 22:05:49 +0900 (JST)
こんにちは。
『球状硝石』担当GMです。
レンのRM結果を送付致します。
----------------------------------------
ゆったりとした雰囲気の大人の酒場「切り裂きポーク」
店に居座る常連たちも、荒っぽいばかりの連中ではなく
人懐っこい和やかな連中やら渋い熟練の連中が主だった。
レン:「こんばんわ。
面白い所に行ってきたので一曲やって良いですか?」
(嬉しそうにウィルベルを抱えて店主を見上げる。)
店主:「あぁ、構わんよ。ステージなんかが無いから、好きなところでやってくれ。」
(店内を指し示して言う。)
酒場を見渡し、よく声が響きそうな一角を選んで立ち、
ウィルベルを調弦する。
レン:(調弦で酒場客の気を惹くと、穏やかにソネル村の様子を謳い始めた。)
『♪竜の座す山峰に 今日も陽は落ちて。
見上げれば満天の星の空
家々を優しく包む フェルミスの夜の帳。
人々は皆 穏やかな笑顔。
分け隔てない 人柄の誠実さ。
霊峰に抱かれ 護られて。
自然と共に 恵みと共に。
渓谷を渡る吊り橋。 猟師らの生活の足。
愛しい人に誘われ 束の間のスリル 恋のスパイス。
でも気をつけて? 慎重に。
堕ちるのは恋だけに。 谷底は遥か足の下。
林抜けたその先。 洞窟の遥か手前。
現れる崖は不思議 昔、昔に… たった一夜で。
林には猪や狼。 洞窟には巨大コウモリ。
近寄るは大人でも危険。 寝物語で聞いてて。
硫黄の香の秘湯。
ちょっとした冒険 村からも離れて。
ゆっくりと浸かり癒そう。
日々の疲れを 日々の憂いを。
冬に凍る西の池。 子供達はスケート。
氷に穴を開け 大人達は釣りを楽しむ。
鳥が歌う春。 夏には果実の恵み。
童心に還る大人達。子供達の笑顔
健やかに響く 穏やかな笑い声の波。
牧童の呼び声 山羊のチーズ。
羊毛の防寒着(セーター) 極寒の冬備え。
皺寄る手に編まれた 暖かな愛の品々。
春夏秋冬 人に憩いを。
春夏秋冬 自然の恵みを。
人々は皆 穏やかな笑顔。
そこは仙境。 竜の座す山の村。』
若い冒険者A:「おいおい、村の回し者みたいな歌いっぷりだなぁ。」
(楽しげに笑いながら茶々を入れる)
レン:「ソネル村という、白竜山脈の麓にある村に行ってきたですよ〜。
温泉があったり、一晩で平地が崖になった場所があったり。
吊り橋なんかもありましたです。
お仕事は宝探しだったですけど、なんか色々凄かったの。」
(にこぱぁっと歌を聞いてくれてた人たちに冒険の話をする。
ソネル村について聞かれれば、判る範囲で一生懸命答える。)
若い冒険者A:「宝探し? …宝は見つかったのかな?」
(急に興味を示して体を向ける)
若い冒険者B:「……。」
(頬杖をついたまま目線を向ける)
若い冒険者C:「もうちょっと詳しく、話してくれないかな。お兄さんに。」
(子供に言うように、説明を請う)
レン:『♪お宝求めて雪山登山。 林の先に潜む陰。
巨躯(キョタイ)揺るがす大猪に 野営悩ます狼の群れ。
不屈の蒼に白竜の剣士、ニヒルな笑いの武道の徒。
不思議と邂逅、黒い人。とれじゃーはんたー歌謳い。
いずれ劣らぬ名の知れた、冒険者達が集まった。
ようよう林を抜け出れば
一夜で出来た不思議崖 聳えて行く手を塞ぎ立つ。
力併せて 声掛け合って。
登る先にはお宝の待つ 漆黒の羽が棲む穴が。
慌てず急げ、急がば回れ。
お宝取り出し エイヤコラ。
頭上を塞ぐコウモリに 奥より出るエリトカゲ。
大人の背よりも倍ほども 大きいなんて反則だ!
魔法の力と歌でもて、無事にお宝持って出た。
剣は危ない キラキラと 煌く光に寄ってくる。
慌てず急げ、急がば回れ。
お宝壊れちゃ意味が無い。
確実に、でも速やかに。 お宝持っての帰り道。
獣の気配、崖下り。 ようよう林に出てみれば。
遠く轟く雪津波。 雪崩が後から追ってくる。
追いつかれたらかなわない。
追いつかれたらかなわない。
走れど間合いは詰められて、仲間2人が飲まれそう。
残念、お宝、さようなら。
獣とならば戦えど、自然の脅威は逆らえぬ。
無事に戻った冒険者。 宝は結局4つほど。
依頼は無事に? 大成功☆
雪崩で路は閉ざされて、思わぬプレミアついちゃった。
次に行く人 気をつけて?
次に行く人 気をつけて。』
(面白おかしく脚色もして、
にゃっは〜と嬉しそうに今回の冒険を歌い上げた。)
中年男A:「その村なら…行ったことならあるな。 最近じゃそんな話もあったのか。」
(ふむ、と頷き)
若い冒険者C:「何?お宝ってどんなもの? 剣とかあるの?」
(食いついた。)
若い冒険者A:「しかし…雪崩にあったんだろ? しばらくは行けそうに無いなそりゃ。」
(肩をすくめて椅子にちゃんと座りなおす。)
中年男A:「まぁ夏になれば…しかし自力で行こうと思うと遠いぞ。」
(若い冒険者の言葉に、忠告を返す。)
若い冒険者C:「まぁ、聞いて置いて損はないんじゃないか? ソネル村…大猪…と、よし。」
(メモを取りながら聞いている。)
レン:(獣の脅威を話すのに、ぷくぅと頬を膨らませて思い出し怒り(ぁ )
「お宝は…運ぶの本当に大変でしたですぅ…。
獣さんも沢山居たの。
レンより大きいのは仕方ないけど、
エルるんやホリィさまの2倍以上もおっきいの!
それって反則ですよねぇ〜。」
(身振り手振りで大きさを何とか伝えようとする。)
若い冒険者A:「まてまて、エルるんとかホリィとか言われても何のことだかわからん。」
(手を振って順番に説明を促す)
中年男A:「つまり、レンってのがこのお嬢ちゃんのことで、エルルンとかホリィサマっていうのが人間やらド
ワーフだろう。
人間の2倍ということなら確かに大きいな。 まぁ、この背から見た印象だから『当社比』ってと
ころだろうが。」
(ぶちぶちとウンチクをたれ始める。)
そんな具合に若手、熟練入り混じりながら話をしていき、しばらくの時が流れた。
レン:(ひとしきり歓談した後、
にこぱぁっと笑みを浮かべてお休みのご挨拶。)
「ではでは。 ありがとぉございました〜。
お休みなさいですぅ。」
(おひねりをくれた人が居たら、片足を引いて騎士の礼の真似。
酒場の亭主にも頭を下げて、夜の街へと消えて行った。)
おひねりというか、情報料として、総額1Sの金額を手に入れた。
どの程度まで話をしたのか…レンは余り覚えて居ない。
以上
--------------------------------------
Power up the Internet with Yahoo! Toolbar.
http://pr.mail.yahoo.co.jp/toolbar/
indexへ