Re: 『球状硝石の採取』 (レン PL 睡蓮)

MOHG_GM <norahituji@yahoo.co.jp>
Sat, 17 Jan 2009 14:53:52 +0900 (JST)


こんにちは、担当GMです。
レンの行動結果をお伝え致します。


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<記録ギルド・サロン>

外は良い天気でこの月にしては比較的暖かな昼間。
一人のグラスランナーが記録ギルドに顔を出した。

レン:「こんにちは、白竜山脈関係のご本が読みたいですけど
、どの辺りにある
ですか? 基本的な事と、危険そうな動植物とか…今の時期の
注意点とか色々調
べたいですぅ? 行くのは『凍れる洞窟』って所なのでそこま
でのルートとかも
知りたいの。」

レンが捕まえたのは長い髪を後ろで束ねた神経質そうな男だっ
た。
男は足元から聞こえた声に斜め下を向きながら振り返ると、少
し嫌そうな顔をした。

職員:「冬の白竜山脈に子供やグラスランナーが? 頭の先ま
で雪に埋もれるんじゃないか。」

軽く鼻で笑いながら、近くの棚から冊子を手に取る。

職員:「国内地図なら向こう側、地域別の伝承ならあの棚だ。
動植物関連なら奥の隅。タイトルに白龍山脈が入っている本な
らこの目録から調べることが出来る……。凍れる洞窟、という
のは多分聞いた

ことが無いな。それが地名なのか?」
疑問げな顔をする職員だったが

レン:「ありがとうですぅ。」
レンはにこぱぁっと快活にお礼を言って調査に向かうのだった
。



<記録ギルド・書庫>

まずレンがやってきたのは地図の棚
国内図の中から白竜山脈を簡単に見つけることが出来た。
簡単に見つかるのも当然だ。白龍山脈は首都サーゲオルーグ近
辺から南東に延々と続き、
名に聞くゲルズ島よりも広い面積で描かれているのだから。

レン:「基本情報と〜地図〜地図〜。水場は特に大事なの〜。
凍ったら使えない
から〜。」
小さな声で呟きながら一生懸命書き写して行く。

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記録ギルド・大陸図参照
http://tmohgw.twinstar.jp/penman_guild/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E5%9B%B3.JPG
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凍れる洞窟に関しては記載がない。
山脈全体を見渡せば洞窟に関しては大小かなりの数にのぼると
思われるが
当然一部の有名な洞窟程度しか掲載されていない。
山脈全体で見ればルートは主にオフィスコから東へ向かうルー
ト、ライミ山麓を迂回して北へ向かうルート、
湖の古城へ向かい、分け入っていくルートなどがある。
街道のルートはともかく、目的地がわからないため水場等の調
査は行えなかった。

温泉も二、三見かけられるが、ルートの途中にあるというわけ
ではないようだ。



その他の白龍山脈についての紹介記事も見かけられた

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<白竜山脈>
サーゲオルーグとバーネッツの間にある山脈でいくつもの山々
が列なっている。
山の頂上は年中雪が積もっており、冬になれば山全体が白い雪
化粧に覆われる。
言い伝えによると一番大きな山の頂には竜が住んでいるという
噂がある。

頂上には『化粧都市』と呼ばれる遺跡都市が存在し、冒険者や
学者などが
今も深層を目指して発掘、探索を行っているが
厳しい自然環境に苦戦している。


<冬場の移動>
ガウディ側からしてみれば山脈の南側内陸部なので、麓はガウ
ディなど都市部と似て雪は少なく移動もしやすいが、ひとたび
山中に分け入っていくと途端に雪が増えていく。
なかでも頂上や『化粧都市』付近では降った雪が溶けるという
ことも少ないためかなりの豪雪地帯となっており、「雪を掘ら
ないと遺跡の入り口にもたどり着けない」と言われている。
山中に入っていくのであれば、防寒具は必須。

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凍れる洞窟について見つからないため調べているうちに日も暮
れ、
底冷えする書庫の中では吐く息が白くなっていた。

レン:「うにゃ…そだ、球状硝石についても何かないかなぁ?
」
   (目をシパシパさせながらも目的物について調べ始める
。スケッチを書き
写すのは忘れない。)
手をこすりながらページをめくってみるが、「凍れる洞窟」同
様に
「球状硝石」についても資料は見当たらなかった。
正式な名前ではないのかもしれない。



白竜山脈全体としての情報ならともかく、「凍れる洞窟」とい
う目的地の場所が分からなかったため危険な動植物についても
おおまかに『山中には熊・猪など野生の動物が多いため注意す
ること』だとか
『湖以東は妖魔の存在が多く目撃されている』だとか、その程
度の情報しか得られなかった。


職員:「……まだ居たのか。」
嫌そうに声をかけつつ先ほどの職員が閉館時間を告げにやって
きた。
こんな時間までよくもまぁ…。などと言いながら紙切れを一枚
取り出した。

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<魔法学院調査隊報告>
白竜山脈中にて特異な鉱石がある洞窟を発見。
透明で球状、しかし中身がつまっているわけではなく
霜柱のような細くまっすぐな繊維状のものが交差し合い、表面
だけが球状に保たれているという不思議な鉱石。
水晶やガラスのようなこの鉱石はもろく、調査隊がサンプルを
持ち帰ろうとした際、途中で砕散してしまった。
学院ではこれを硝子のような石ということから球状硝石と読ん
で扱うものとする。

地吼の月 3日


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※GMより注意
ここで言う「硝石」という単語は現代科学で言う「硝酸塩の混
合物」のことではありません。
「化学」はへぶげの一般人の中ではありえない情報となります
ので注意してください。

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職員:「丁度調べていた記録の中にあった。運が良かったな。
」
そう言いながら職員はレンが広げた資料を手際よく片付けると
、首根っこを捕まえてサロンへと連れて行った。


<記録ギルド・サロン>

サロンの中は暖炉もあって比較的暖かである。
職員:「それを書き写すのなら5分だけ待ってやる。」
フン、と鼻を鳴らすと男は書庫の見回りに入っていった。

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<GMより>
以上が行動結果となります。
・レンの行動として記事を書き写すのであればその宣言をお願
いします。

・時間的余裕から周辺で取れる物等の調査は行えませんでした
。
 
・丁度この件にて紙のセットを使い切ったものとします。
 次回行動時に紙を必要とするなら購入の宣言をお願いします
。

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以上






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