Re: RM『詩人ギルド』(レンPL睡蓮)

"rsc98642" <rsc98642@nifty.com>
Sun, 28 Sep 2008 22:12:13 +0900


ども、担当GMです。
レンの行動結果をお伝えします。

広場…屋台を初め、市が開かれれば人が集まり
自らの持つ芸を持って糧とする人も居る。

ジャグリングや、即興劇やる者、演奏家も御互いの演奏を邪魔しないように
離れた位置で演奏している。
其の中でも目立つのは男女一組の役者と影に控える演奏家達

髭にシルクハットからはみ出たカールの巻いた黒髪の男。
典雅な燕尾服にステッキと、何処か胡散臭い事、この上ない似非貴族。
しかし、道化も英雄も死神ですら彼は演じてみせる。

パートナーとなる女性は、薄い布地を重ねた風変わりなドレス
女性独特の綺麗な高音から、老婆から少年の声まで、一人で幾つもの声を使い分け
歌で物語をつむぐ

> レン:(身体でリズムを取りながら、目を瞑ってうっとりと演奏に聞入る。)
> <いい音ですぅ♪>
>

見ていれば理解できるが、
2人の短い即興劇に、自分の番となった演奏家が、即興で演奏を始める。
一言二言の打ち合わせはあるが、二人の動きを見ながら
曲調を変え、場の雰囲気を読みながら演奏する・・・レパートリーと技術の
幅が要求される・・・もちろん、終わって歓声で見送られる時もあれば
失笑やブーイングで見送られる時もある。
・・・其の時、その時のオヒネリから報酬は出るらしい。

舞台は無いので、二人の役者はシーンの解説から入る、
其処には何時の何処で、何があり、自分が何者であるのか?
其処から全ての舞台は始まる。

しばらく見続ければ、戦争で片腕を無くした騎士の話になる。
男は、片腕を失った恐怖と怒りで妻に手を出し酒に溺れた
妻はそれでも、男を支え続けた・・・やがて其の身に子供を宿したとき
女は同じベットで寝ていた男の下を去った・・・

女優:「愛しているわ貴方・・・でも、貴方は良い父親になれないから」

其処で、行った話は区切られる・・・演奏家が交代するようだ
歓声で演奏家が見送られ、続きを要望する観客達

次のシーンはどうやら男優の1人芝居のシーンらしい・・・
片腕に剣を持った復習の狂気に染まった男が次の演奏家と話している。

> レン:(パチパチと盛大に拍手。キラキラした瞳で見上げ話しかける。)
> 「こんにちは、レンって言うですぅ。あのね?今度、毒吐く蛸さん退治に行くですけど、何か伝承とか教えて頂けませんですか〜?酸を出したり、雷だしたりもするみたいなの。ぇっとね?ゲルズ島?って所にある遺跡に行くですぅ?」
> (にこぱぁっと人懐っこさ全開。)
>

先ほどまで演奏していた演奏家に近づき、声をかける。
にじみ出る汗がシャツを塗らして、彼が受けたプレッシャーを物語る。
真剣に楽しんでいる・・・それを感じる事が出来る。


演奏家:「毒を吐く蛸?・・・う〜ん、良く知らないなぁ。ゲルズ島なら
     3人の勇者が有名だね・・・」

> レン:(わくわくと身を乗り出して耳を傾ける。)


落ちたワイバーンを打つ為、5人の冒険者は魔獣の住む平原を抜け
飛竜との激闘を始める・・・帰ってきたのは3人
大剣を振るう戦士と、白銀の胸当てをつけた女剣士、そしてマルスの神官戦士
他の2人は旅立ったと告げたらしい。

この3人の勇者は、その後、海岸で出会った人魚の願いを聞き入れ
海で暴れる竜を鎮め、悪魔の振るう剣を奪い去ったらしい。
彼らは人魚から僅かな宝を受け取ったそうだ。


真実かどうかは不明だが、演奏家が語る物語は要約すればそんな事らしい。


以上 




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