MM赤い空
"rsc98642" <rsc98642@nifty.com>
Sat, 6 Sep 2008 15:38:12 +0900
ども、担当GMです。
ルカ,ホリィの行動結果をお伝えします。
馬の歩速にあわせて、ガラガラと揺れながら馬車は進む・・・
道は整備されているとはいえ、現代ので言う所の砂利道
窪みや石が転がってるのは当たり前で、木製ベンチの上に
数日間座って過ごし平然としている奴はよっぽと尻の皮が厚いのだろう。
> ルカ:「へぇ、ちなみに食事付きだと幾らになるの?」
> (料金割高で食事を準備することも〜というのに一応尋ねておく)
御者:「1日銀貨1枚追加って所かな、距離によっては割り増しになるがね」
と答えが返ってくる。
> ルカ:(縁に寄りかかって体を休め、時折外を眺めたりしつつ馬車に揺られ)
夏が終わりを迎えようと強いる季節
まだ葉は青々としており活力に満ちている。
その為か、ちょっとした森の奥は暗く、視界狭い。
一方・・・
> ホリィ:「いやー、お疲れ様ッス。こーゆー派遣は慣れてらっしゃるんで?
>・・いやぁ、お恥ずかしながら神官さんのお仕事ってよく分かってなくてですねー。」
>
と、神官とその弟子との雑談をしているホリィ
2人もにこやかにその雑談に答えている。
神官:「オフィスコは前線ですから、『杯』の神殿騎士を始め、治療の技に秀でた者は
それなりに派遣されています・・・十分とは言える数ではありませんが
定期的に人材を入れ替える事はよくありますよ・・・当番みたいなものです。」
> ホリィ:「修行はいつ頃から初められたんです?教会の生活はなかなかに厳しいとお聞きしますが、
>・・・そっちの坊主も大丈夫かィ?この姉ちゃんみてぇに朝寝坊してないかい?」
神官:「信仰に目覚める時は人それぞれですからね・・・彼は・・・」
と、言葉を濁す・・・
神殿の仕事の一つに孤児院の運営が存在する。
戦禍が日常として存在するガウディにとって孤児院の運営は、
人口をなるべく減らさない為の政治的手段であり、評議会も
神殿へ援助金を出すほどである。
何かしら優秀な技能や能力を持つものは、里親に引き取られる事もあるだろうが
孤児院で、神殿で暮らした者が、神殿に勤めることは
彼らにとって選択できる少ない未来の一つだ、それでもまだ幸せなのかもしれない。
> ホリィ:「おお、そだそだ。貰いもんでアレだけどお副分けって事でね。
>荷物持ち頑張ってなー。・・・布施って事で問題ないですよね?」
>(神官に確認しつつ、鞄から取り出した金平糖数粒を少年に手渡す)
きょとんと、しつつ弟子は神官の表情を伺い、神官のやさしい許可の言葉を
確認すると「ありがとう・・・」と、本当にうれしそうに受け取り、食べ始める。
>
> ホリィ:「そういや定期診療ってオフィスコのどこの教会でやってるんすか?
>最近妖魔に襲われて滅んだ村の人がオフィスコに流れたって聞いたんですが、
>そーいう人らも来てたのかな、とかね。ちょっとした知り合いの知り合いがその中に
>
>いるようなんだけど行方がわからなくてねぇ。」
> (世間話の合間に質問)
神官:「オフィスコはそれほど大きな街でもないですし、現存する建物も限られてます。
オフィスコ奪還戦に参加した者ならあの惨劇を知るでしょうが・・・
教会は一つ・・・その周辺の建物も修復して診療所としてつかってます。
確かに、妖魔に襲われた者を治療するために一時的に預かりはしてますが
大半はガウディやアンウィルへ向ったと思います。」
そして、話はもう1人へと・・・
> ホリィ:「いよゥニーサン。オフィスコに一人旅かい?フリーの傭兵さんかな?」
男はホリィを一瞥すると、手でほっといてくれ・・・とヒラヒラ手を振る。
仕方が無く、今度は話し相手を御者へ・・・
> ホリィ:「そーいやあっちのニーサンのやってる見張りっていつも募集してんの?
>・・・みみっちい話だけど旅費浮かせられるんだったら興味あってねぇ。
>ダイジョブだったら詳しい話とか聞きたいなー。」
> (休憩中に御者を捕まえ世間話の合間に質問する)
御者:「FFG辺りなら募集してるけど、冒険者ギルドじゃなぁ・・・
ある程度の実力あって任せられるって判断できるなら応募できるさ。
冒険者ギルドは、有る意味「来るもの拒まず」だが
「FFG」はランクなどの評価もされてるからね」
つまり、FFGに登録している者は、ランクによって実力が把握でき
なおかつ、身元の確認も出来るので、FFGに定期的に護衛依頼を頼んでいるらしい。
以上と成ります。
−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
オフィスコ
多くの人間が謎の奇病と戦禍で亡くなった街
オフィスコ奪還戦では、ノッゼ、クーガ、ヴェガ、エル、エルビス、などなど数々の戦士が参加した
彼らの活躍によって、教会に逃げ込んだ市民は救助されたが、その際
狂った騎士は市民を殺し、狂った市民は、助けに来たはずの傭兵達に襲いかかっている。
原因は現在に至っても不明である。
現在のオフィスコは街としての機能は果たしていない残骸の町である。
傭兵や駐屯軍の寄宿舎や倉庫、食堂は、比較的損傷の少ない
建物を修復して使っている。
他の施設は、教会を中心とした診療所、
オフィスコに残った者が運営する酒場や宿、畑、そして暮らす家などが僅かに
残るばかり。
北側の街道沿いには木造の見張り塔が建てられ門と防壁が築かれている。
基本的に二人の行動は自由行動の延長線上にありますので
何をして欲しい・・・とはありません。
街の施設としては、上に上げた
『教会(診療所)、寄宿舎(傭兵駐屯地、食堂も有る)、北門(見張り台)
街の酒場、宿』ぐらいです。
また、オフィスコ奪還戦に関しては、噂程度でしっているでしょうから
PCは知っていると扱ってもらってかまいません。
ようこそ、戦禍と残骸の街オフィスコへ
以上
indexへ