ゲルズ島の蛸退治:オープニング「港にて…」
"rsc98642" <rsc98642@nifty.com>
Fri, 24 Oct 2008 22:51:15 +0900
ども、担当GMです。
しばらくの間、よろしくお願いします。
このメールをもって、ミッションの開始宣言とします。
ガウディでの活動は不可能となりますので、
買い物したいと言う人は・・・割り高ですけど、ゲルズ島でしてください。
(アイテム価格1割増し)
武器類の購入は、ナイフなんかの軽装備はあるかも知れませんが
本格的な武具の購入は難しいか、割高になる事を覚悟してください。
以下本文
本日、受け取った木札に刻まれた日付、聞いた時間。
朝日を眺める港には旅を共にする面々が集まる。
裕福層であろう身なりの良い人や、
神殿関係者だろうか聖衣に身を包む者、
武具や魔法具を身に着けた同業者達
船へ乗り込む為に集まった面々の姿を
ざっと見渡せば、そんなところだろう。
裕福層の人間にとってゲルズ島は『保養地』であり
神殿関係者にとってゲルズ島は『神殿直下の静養地』であり
冒険者や傭兵にとっては『落ちた島』と呼ばれる魔獣と遺跡の宝庫である。
船への搭乗手続きを受付で済ました時、クーガから受け取った木札は
『2等客室4号室』と書かれた木札に交換された。
船旅は天候次第で3日程度、明後日の夕方にはゲルズ島に着くらしい。
船内では高級料理とまでいかないまでも、『2等』なりの食事も用意されているらしい。
船の準備が終わるまで、待つ面々は、視線を感じるであろう。
特にその視線はレオに集中している。
ガウディで強い奴を上から・・・と名を挙げられば入る戦士達を『ガウディ100傑』と呼ぶらしいが
その1人にレオが望むも望まないと存在する。そのうえ『大鷲』の二つ名を持ち、過去の業績を考えれば
注目を浴びるのは当然である。
視線の先を見れば、同業者が多数であり、読み取れる感情は尊敬と畏怖と嫉妬が混ざっている。
リシルも顔見知りの神殿関係者から声をかけられる事もあるだろう。
そんな中に、ざわめきと共に現れる異様な集団
黒甲冑に黒衣と蒼焔のサーコート姿のクーガが仲間を連れて現れた。
つれの面々は
シルクハットからはみ出たカールの巻いた黒髪の男、しかも仮面をつけて笑みを浮かべている。
典雅な服に、腰には細剣を差している。『似非貴族』・・・そんな言葉が似合いそんな
胡散臭い男。
いぶし銀の細工を施された薄い革鎧を纏った筋肉の塊のようなドワーフ
そこそこ歳を重ねているだろうが、赤銅色の肌の筋肉の張りは、ワイヤーを束ねた
ような張りを見せている。肩当に『ルガード』の信徒を示す『金槌』が刻まれている。
顔には包帯が巻かれ濃い灰色のローブを目深に被った細身の男
腰には大型のナイフと、ボウガンをぶら下げている。
歩き方や雰囲気からアウゴは同業者であることに気が付く。
薄い布地を重ねた風変わりな空色のドレスに身を包んだ女性
透き通った竪琴と、大きな水晶を棒状に削ったような杖を手に静かに・・・遅れる事無く続く
クーガ達が面々に近づけば注目度は高まる。
奇人変人達の集まりとして見る者もいるが、同業者達からみれば
『FFGに入れば『B級』から始められる』と、かの塾長に太鼓判を押された100傑のもう1人と
大鷲のレオが共にいるのたがら、戦士達の注目はさらに鋭くなる。
クーガ:「紹介はする必要もさほど無いので簡単に・・・『似非貴族』『肉だるま』『ミイラ男』『歌姫』
とでも呼べば良い」
と、クーガの言葉に、総ツッコミの面々・・・誰がドレなのか言わずと解ってしまうのが
悲しいところである。
クーガ:「俺達の船室は、となりの3号になる。用があるなら尋ねてくれ
船内では豪勢ではないが、朝夕の飯は出る。明後日の夕方にはゲルズ島に着き
そこで1泊・・・宿も取ってあるから、温泉行くなり、美味いもの食うなりして
英気を養ってくれ、その翌日の夕方から現場へ行くことになる。
船で暇なら竿を貸してるらしいから釣りでもしてくれ」
と、簡単に行程を気にもせず続けるクーガ
説明が終わり、軽く雑談などしていれば、
乗船許可の鐘がならされ、客達が船へ乗り込み始める
クーガ:「さぁ行こうか・・・」
と、奇人達が船へ向う・・・君達も微妙に距離を取りながら後に続いた。
ミッション開始です。
船上の人となった、面々・・・昼間から夕方にかけてそれぞれの船での行動をお願いします。
ちなみに、船上では実際の時間経過と共に、GMが時間を進行させます。
まずは、BBSアクションの雰囲気を掴む感じで遊んでみてください。
以上
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