Re: 青いカード調査

"mitsuru" <mitsuru@song.ocn.ne.jp>
Sat, 26 Jul 2008 09:39:45 +0900


どうも、担当GMです。
件名アクションに対するリアクションの結果です。

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天聖暦1048年 千年都市ガウディ 頂に至る中空

宙に浮くなど奇妙な現象だ。
しかし、現にクーガは中空に立ち、目の前に存在する箱を眺めている。

クーガ:「箱?」
(ちょっと予想外の展開に思わず呆けそうになるが、気を取り直して近づく)

特に何もなく、女性も何をするまでも無くクーガの横に佇んでいる。

クーガ:「このスリットがカードを入れるところだと思うのだが・・・」
(箱を可能な限り多角的に、見て調べ、問題無さそうなら手を触れて調べる。)

特に何もない。
手を触れてみたが、いきなり痺れるだとか、そういう類のことはない。

クーガ:「んじゃ、鬼が出るか、蛇が出るか・・・」
(警戒しつつも、ゆっくりとスリットに青いカードを入れていく。)

そうなるのが自然だったかのようにカードはその溝の中にするり、と入り込む。

???:「認証。終了。個体データ検索。『蛇流の剣士』クーガ=アディール、『咎人の剣士』クーガ=アディール、『曇天を貫く者』クーガ。3件確認」

何やら自分の名前を3度言われたような気がする(最後だけ、クーガ、としか聞こえなかった)が、それに気が付く前に目の前の何もなかった空間が横にずれるようにして広がる。まるで扉が開いたかのように。
その奥は底知れぬ闇。

その中に女性は入っていく。クーガの手を取って、有無を言わさぬ力強さだ。

銀髪の女性:「我が主君…此処に」

女性がそう呟くと、

男性の声:「やあ、いらっしゃい。クーガ=アディール。初めまして、私は『白骨卿』のベータ…」

暗闇の中、次第に眼が慣れるとそこは何か図書館のような書架が並ぶ部屋だった。
その最奥…豪奢な赤い毛皮のイスに何物かが、座って声をかけてきた。

声の主…それは、スケルトンと評した方がしっくり来る白骨が生きているように座っていたのだ。

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以上になります。 




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