Re: MM 『ホイール・サクリレッジ』
"mitsuru" <mitsuru@song.ocn.ne.jp>
Sat, 19 Jul 2008 10:12:52 +0900
どうも、担当GMです。
件名アクションに対するリアクションの結果です。
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天聖暦1048年 千年都市ガウディ エリウス神殿
月下に二人の女性がいる。
一人はルー。もう一人は名も知らぬ銀髪と銀の瞳を持つ、ただならぬ雰囲気を持つ女性。
(女の曖昧な言葉に、納得できる箇所もある。過去の経験の記
憶を紐解きながら、この女が何者なのか思案しながら)
ルー:「私は、エリウス神殿に奉られているどれかの神に仕え
ている人なのかという事だったんだけど...<違う...彼
女は信徒とか神官...少なくとも今の話ぶりではこの神殿に
在籍していない?そもそも...彼女は...何者なの?>」
(自分と彼女以外、全く感じる事ができない人の気配に、さて
どうしたものかと思案し、彼女がどういった者なのか眺め、彼
女の容姿から誰であるのか検討をつけようとすると同事に神殿
の者に今の事態を伝える手段を算段しはじめる。)
???:「あら、そういう意味?なら、私は主イリオーンの徒、と言っておこうかしら?」
(ここで初めて曖昧に笑んだ)
(部屋に連れて行ってほしいという言葉と、彼女の眼差しに)
ルー:「悪いけど...それはできないわね。<狙いはあの矢
?違う?あぁ、矢を盗むだけが目的なら私がいない間に忍び込
んで持って行けばいいだけの話だし。>」
(目的が読めないのと、さすがにこんな状況で借り物の部屋に
見ず知らずの者を入れる事は断り、それでも警戒心はなるべく
出さないようにしているのは、彼女が何者なのかという興味も
またあり。借りている部屋の方向には決して目を向けず。)
???:「そう?ざぁんねん。なら、諦めるわ」
(肩を竦めて微笑む)
あっさりと引き下がる女性。
銀の瞳がルーを捉える。見てはならぬものを見てしまった、とルーは思ったかもしれない。
理由はわからないが、きっとそう思ってしまった。
…
……
………
気が付くとルーは一人、立ち尽くしていた。
周囲を見回すと自分一人で、先ほどの女性の姿はない。
月明かりは変わらず、ルーと庭を照らし出している。
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以上になります。
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