Re: 青いカード調査

"mitsuru" <mitsuru@song.ocn.ne.jp>
Sat, 19 Jul 2008 10:06:26 +0900


どうも、担当GMです。
件名アクションに対するリアクションの結果です。

―――――――――――――
天聖暦1048年 千年都市ガウディ 冒険者ギルド

段々と日差しが強くなってきた日、クーガは冒険者ギルドを訪れた。
その黒い容貌からすれ違う何人かが、ものすごく嫌な顔した。「すげぇ、暑くなるよな、そのかっこ」だそうだ。

クーガ:「こんちわ〜ちと教えてもらいたいんだが」
(冒険者ギルドを尋ね、受付へと向かう)

受付:(クーガの黒い容貌に、うっ、と視線を逸らしそうになるも、笑顔を浮かべて) 

「はい、どのようなご用件でしょうか」

クーガ:「過去の冒険者の遺跡探索の記録とか有るかね?
            このカードに関して調べたいんだが、どれかあてが
     あるなら教えてもらいたい。」
(青いカードを見せつつ、受け告げに尋ねる)

受付:「冒険者ギルドからの依頼という形であれば、探索記録を提出したものに限り現存していますが…カードですか?」
(クーガの手元にあるカードに視線を向け、首を傾げる)

受付はそれから、彼自身が知る限りでは、そのような報告は受けていないという話を教えてくれる。冒険者ギルドに保管されている報告書を調べれば出てくるだろうが、それなりに忙しいらしい。
どうやら、ゼクスセクスに「塔」の遺跡が発見された、という話が上がっているらしい。今や、ゼクスとも同盟関係にあるガウディにおいて、協力して欲しいという話もあるという。

クーガ:「記録ギルドは既に調べて、遺跡の鍵としては結構数あるらしい。
     探索関連の情報なら此処に無いか?と尋ねたわけさ・・・
     誰かが持っていた、とか過去に何処の遺跡で使った、とかないかね?」
(青いカードを見せつつ尋ねる)

受付:「残念ながら、一般には開示できない報告書もあります。ですので、書庫内での調査はお断りさせて頂いて…」
(そこまで言いかけ…)

クーガと受付が話していると、背後に気配を感じる。
振り帰れば、そこに大きな帽子を被った銀髪の女性が立っている。
両の瞳は閉じられ、何も語らぬ唇は結ばれている。
そう、あの日、カードを手渡した女性だ。

銀髪の女性:「………残念………書………です」
(小さくて聞き取れないのではなく、単一の言葉として声が発せられる)

銀髪の女性は、そのまま振り返り、入口へと歩いていく。
その背中はまるでクーガを誘うようであり、ついてこなくても一向に構わない、といった雰囲気さえ漂わせていた。

―――――――――――――
以上になります。 




indexへ