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キャラクターデータ
キャラクターデータ
名前エルンスト=フォン=ハルトマン
性別
年齢22歳
種族人間
クラス戦士
外見少し色素の抜けてしまったような金髪は、バサバサとして硬い。
平均よりやや高い程度の身長と、それなりに引き締まった体をもっていることから傭兵らしいと伺える。
群青色の瞳はどこか沈んでいる感じがあり、物静かというよりは影のあるような印象を受ける。
金属製の鎧を好むようで、いつも重苦しい鎧に身を固めている。
設定城塞都市ラングレイに住む騎士一家に、一人息子として生まれる。
早くから父や祖父から騎士道精神を教え込まれ、簡単にではあるが
剣術の手ほどきも受けていた。その影響は強く、自身も父祖のような
騎士になろうと、幼いながらも懸命に学んでいた。

しかし1033年、ラングレイが失陥すると彼を取り巻く状況は
激変する。父も祖父も妖魔軍相手に奮戦するも戦死、残された母と
共に千年都市ガウディへと向けて脱出する。しかし着の身着のまま
ラングレイを脱出してきた為に財産は無いに等しく、母が路傍で
物売りをして稼ぐ僅かな日銭を頼りに、細々と暮らしていかなければ
ならなかった。爵位を持っていたのは父方だけであり、平民の出自で
あった母に対する世間の風当たりは辛かった。称号を剥奪されるまで
には至らなかったが、もはや没落貴族以下にまで転落していた。

彼もまた当時8歳という幼子ではあったが、生活の為に働くことを
余儀なくされる。昼は冒険者ギルドや記録ギルドでの小間使いとして
働き、夜には騎士になるべく必死に勉強をした。まだ夢を諦めては
いなかったのである。しかし現実とは得てして厳しいものであり、
15歳を迎えて受験した騎士団への入団試験には、二次試験まで
進むものの不合格となる。それなりの地位にある者からの推薦状も
無しに騎士になることは、まず不可能だったのだろう。

結局のところ、騎士になる夢は諦めざるを得なかった。というのも、
無理がたたって母が体調を崩し寝込んでしまった。医者に見せる金を
作らなければならないが、しかしそのような大金はとてもない……
悩んだ挙句、彼は傭兵となる道を選んだ。危険は大きいが、その分
報酬も多い。そう思ってのことだったが、結局は最初の内は下働き
程度の身分であり、そんな多額の報酬が支払われることはなかった。
僅かな報酬も全額母の薬代に当てるが足りず、その甲斐なく母も死去。
こうして彼は天涯孤独の身となってしまった。

17歳を迎えた1042年には、ようやく傭兵見習いとしての地位を
認められてきた。しかし常夜がガウディを襲い、幾度となく繰り返す
激戦で傭兵団は徐々に損耗。ついには自然消滅するに至ってしまう。
こうして彼はまた居場所を失ってしまった。その後はフリーの傭兵と
して冒険者ギルドに登録し、各勢力に渡って転戦を繰り返した。
そして1043年珀錫の月に陽光が戻るのを見届けると、ガウディを
後にした。その後は数年に渡って街道馬車の護衛などをして過ごす。

そして1047年。情勢が激動していく中で街道馬車はその機能を
失いつつあり、その護衛の仕事も激減した。職を失ってしまったが、
あの千年都市ガウディならば、何か仕事にありつけるかもしれない。
そう考え、彼はまたガウディへと舞い戻った。

装備品
武器カッツバルゲル
バックラー
リングメイル
ライトガントレット
レザーレガース
装飾


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