特殊装備品 |
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フリームヒルド | 刃渡り95cm、全長1.25m程の両刃の長剣。
伝説の白竜フリムヒルドの名に似ているが、何故似ているのかは良く分かっていない。
一説によれば、白竜に認められし者にのみ、この剣を振るうことが許されるからだとされている。
柄、鍔、剣身、鞘の全てが雪のように白く、シンプルなデザインだがとても美しい作り。
その真っ白な刃はロングソードを少し細めたぐらいの太さをしており、鋭き刃先による刺突だけでなく、切り裂きの効果も高く、すさまじい切れ味を誇る。
白い柄は両手で握れるほどの長さで、その柄頭には何かをはめ込むような窪みがある。
剣身と垂直な白い鍔には、白竜の精緻な浮き彫りがなされており、白竜の装飾を囲むようにして、鍔には薄っすらと5つの守護を表すルーン文字が、薄氷の様に薄い蒼の光を湛えて浮かび上がっている。
この光は剣を鞘に収めると消えるようだ。
この剣を使いこなせる者が柄を握り締め、鞘から刃を抜き放ち、鍔のルーン文字『ウル・ウィン・エオル・フリーム・ヒルド』を読み上げることによって、晴れて剣の所有者となることができ、そのとき白い剣身が一瞬眩く光るとされている。
しかし、この剣には二つの『絆』の戒めが掛けられており、一つは、この剣が所有者から見えない所に離れて一月経つと、剣が壊れてしまうというもの。
もう一つは、所有者の命が尽きるまでは、剣は他の者を所有者とせずに反発するというものである。
反発の内容は、所有者以外の者が抜き身の剣を所持すると、剣の重量が5倍になるというもの。
現在、所有者はルカとなっている。 |
焔玉の指輪 | 着用者に絶大なる筋力を与える炎のように輝く美しいルビーが、不思議な材質の石で作られた指輪の中心にはめ込まれている。
最初は誰でも身に付ける事ができるが、ある程度の時期が経つと着用者の資質を指輪が覚えこみ、着用者かその資質に似た者しか身に付ける事が出来なくなる。 |
シルバークロスペンダント | 銀のクロスペンダント |
忘れえぬ炎 | 光子銀と呼ばれる金属でできた胸甲。
蒼い炎の紋様の女性用胸甲。
女性用に調整された胸甲であり、背面部には何か翼のような紋様が刻まれているが、現在ではどの分類にも属さない鳥類の翼であるようだ。
元々、大きな動きをすることを想定されていないのか、若干動きづらいと感じる。
その代わりというわけではないが、強力な対物、対魔の防御力を誇る。
「忘れえぬ炎」という銘が刻まれているが、製作者は不明。 |
消えぬ炎 | 光子銀と呼ばれる金属でできた手甲。
蒼い炎の紋様の手甲。
掌の中心部に円形の溝が出来ており、そのためか手先の器用さを要求されるような行動には支障をきたす恐れがある。
この円形の溝には何か鉱物のような物が収まるようになっており、鑑定者「ミリアル」が言うには、魔晶石をはめ込んで禁呪といった強力な魔法を行使する補助としての役割を持っていたのではないかということだが、現在は魔晶石もなく、また禁呪を使うことができる者もいないために、防御力の高い手甲にすぎないということだ。
「消えぬ炎」という銘が刻まれているが、製作者は不明。
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見えぬ炎 | 光子銀と呼ばれる金属でできた足甲。
蒼い炎の紋様の足甲。
踵の部分に高いヒールがついており、螺旋のように捻れた紋様が走っている。
このヒール部分から大地の精霊力を吸収し、反発力を得ることによって高い瞬発力を生むようだ。
「見えぬ炎」という銘が刻まれているが、製作者は不明。 |