特殊装備品 |
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影朧 | 分類:服
何の変哲も無い普通の黒い服。
だがその素材と造りは普通の服の粋を遥かに超えており、魔力も有する。
それに真銀糸を使い頑丈さをあげるカスタマイズが施されている。
素材としてノーマルクロースとミスリルジャケットを持ち込み、動きを阻害せず、頑丈な物をという注文のもと、アークの身体にあわせて製作された専用防護服。
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デファンドルアノー | 細身の指輪に小さく盾の意匠をあしらった、合成金属「聖銅」製指輪。
聖銅特有の力場を、完全に物理的防御のみに特化したもの。
防御効果は装着者の全身に及ぶ。名の意味は「守りの指輪」。
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テネーブル・クウトー | 異界で産出されるという黒魔銀を用いた、漆黒の闇色をした短剣。
形状そのものは極めてシンプルで、鍔と柄も区分されてはいるものの、実際には刃と一体化している。今はその形状だが、発見時は刀身のみだった。
使用するには契約が必要で、刃に己の血を垂らし、吸わせるというもの。
これをせず攻撃に使用した際は、相手の血を吸う事になり、その時点で契約者となった相手に攻撃した、という事で元の所有者に刃を突き立てるという。
この事からも分かるように、短剣そのものが何らかの意思を持っているようである。
別の場所においてあっても、契約者が望めばすぐに手元に現れる。
手元に持っていても、契約者が望めばすぐに闇に溶けるように消える。
魔力も発見時は微弱だったが、契約者が望めば完璧に失くす事もできる。
この契約は契約者が死ぬまで有効で、逆にいえば死ぬまで契約が切れない。 |
暗隠 | 聖銅布で内張りを施し、口元まで完全に隠すことが出来る闇色の頭巾。
鍛冶師グレンの手による物だが、製作者の銘などは無く、その名称も依頼者であるアーク自身がつけたもの。
外観はただの布製の頭巾にもかかわらず、聖銅布の対衝撃力が生かされ、高い防御性能を誇る。
口元を覆う布は、耳の後ろの留め金にかけられ、外して顔を見せることも自在である。 |
闇鏡改 | 透き通るような闇色のフード付き外套。
使いやすく工夫・強化された隠しポケットをいくつも持ち手や顔をすっぽり隠せるよう袖口やフード部も改良されている。
鏡落しと呼ばれる魔力を布に沈殿させる付与技術を用いて改良された外套。
(鏡落しとはガラスに銀をつけて鏡を作る製法の応用であることからこう呼ばれる)
これにより布全体への魔力付与が行われ布の柔らかな材質を無くすことなく防御・魔法防御力が強化されている。
また色合いが表も裏も、昼であっても夜であっても透き通るような闇色に見え、まるで「何をかざしても、いつのぞき込んでも闇しか映さない鏡のようだ」との事から制作者ケベルにより闇鏡と命名された。
鍛冶師グレンにより、更なる改良が施され、より一層の防御力を手に入れた。
命名はアーク本人により、闇鏡改とされた。 |
無極 | 闇色に染め上げられた、長手袋。
もともとの手袋に素材をあわせ、肘まで覆う長さに伸ばした物。
手首や肘などの急所には、聖銅布による内張りが施され、あくまでも手袋としての柔軟性は損なわず、高い防御力と両立させている、鍛冶師グレンの自信作。
自信作でありながら、命名は依頼者に任され、無極と名づけられた。
正式名称は、エアー改「無極」と言うらしい。 |
壊韻 | 闇色に染め上げられた、膝丈のブーツ。
風錫の魔糸で作られた、カルム・スウリエの丈を同一素材で膝丈まで伸ばした物。
封じられた魔力は同一素材を使用することで、そのままに残しより一層の静穏性を得た。
また、素材自体の持つ魔力が増幅され、回避性能にも向上が見られる。
鍛冶師グレンの作だが、作者による銘は無く依頼者自身が壊韻と命名。
正式名称は、カルム・スウリエ改「壊韻」と言うらしい。 |
計橙 | 聖銅の持つ力場を、衝撃力に転化した双星錘。
重量はさほど無いため、隠し持つことにも適しているが、その分ピンポイントでの投擲が必要となり、扱いは難しくなっている。
使用者アークによって、計橙と名づけられた。 |
雷蒼 | 貫通力を付与された槍「ペネトレ」を加工し、仕込み杖に仕立てたもの。
高められた貫通力により、通常の大型槍と同様の打撃力を持ちながら、コンパクトに収納することが出来る。
使用者アークによって、雷蒼と命名。 |