特殊装備品 |
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ミスリルブレスト(改) | 八国戦国時代に製作されたと言われる品。魔力を帯びている。
現代よりも更に実戦向けに作られた品であり、動きを阻害しないよう細かい技巧が成されている。
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アンジュ・プリューム | 白浄銀を魔糸化し、大神殿で祝福の儀式を受けた外套。
数枚が組み合わされて出来ており、風を受け翼のように広がる。
控えめな刺繍が施された布地は純白で、いかなる穢れも振り払う。
現代では白浄銀の魔糸化は不可能とされており、どの様な技術や魔具でこれが製作されたのかは一切謎となっている。
名の意味は古代ファルクス語で「天使の羽」。
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片足飛翔流の紋章 | 剣を掴む鷲を模った紋章。片足飛翔流を修める証。
マント止めを兼ねている。 |
極光 | 光輝く大剣。その大部分に焔鉄を材料としているが、そのうち四割に謎の金属の混入が見られる。奇跡的な金属の配合率により、強靭な刀身と鉄さえ切り裂く強力な刃を持つに至った、かつての『陽光』である。
その刀身に宿った魔力は強力無比であり、すでに『魔導器』と呼ばれても差し支えの無いほどである。そのためか、対霊の他に邪悪な存在に対する対抗能力まで添えられている。
若干ながら、意思のような物が感じられ、担い手となんらかの『契約』が結ばれている。契約により得た能力は『破壊再生』。太陽の昇る間であれば、切れ味が鈍ることもなく、仮に折れたとしても瞬時に再生される。しかし、夜間の間は失われる能力である。
また、剣を振るえば刀身より溢れ出る白い魔力が描く軌跡が翼のように見える。
形状そのものは以前の『陽光』と変わらず、柄は鷲の頭を模った装飾をしており、深緑色の鞘には鷲羽飾りが彫られている。
だが、刀身には解読不能な言語で何か一文の文章と『名前』が掘り込まれている。その真の意味を知るのは持ち主であるレオだけだろう。 |
ヴィボラ・ディサレンダル | 刃を通さぬ程の強度の魔獣の革を人食い大雀蜂の蜜蝋、魔獣の血、霊薬などで煮固め、魔力を
付与することで、金属装甲並の強度を得た『魔獣の革』の作られたハードレザーアーマー。
その製造過程で毒に対して高い抵抗力を副産物とした得た。
関節部は複数の革を人間の動きにあわせて張り込むことで
柔軟かつ、高い防御性能を得ている。
メインの革は赤黒く禍々しい色をしているが、
鎖骨や肩、といった稼動範囲外の部分は真銀の細工で
補強されており、並の金属鎧に匹敵する装甲を持ちながら
動作を全く阻害せず、全体的に芸術品に近い美しさを持つ奇跡を生んだ。
ただ、煮固めた革の重量によって重たさは感じるだろう。 |